ブータン五輪委員会、キャンプ地候補視察


帰社の質問に答えるワンチュク会長

帰社の質問に答えるワンチュク会長

 ブータン国王の弟で、五輪委員会(BOC)会長を務めるジゲル・ウゲン・ワンチュク王子(31)ら6人が12日、2020年東京五輪・パラリンピックに向け視察した。

 国技のアーチェリーなどの事前キャンプの候補地として、県内スポーツ施設を回った。視察した施設は、県立伊勢原射撃場(伊勢原市)や箱根町総合体育館、城山陸上競技場(小田原市)など4施設。「各施設の機能」と「いずれの施設も美しくシンプルに造ってある。自然と調和した造形に感銘した」と感想を述べた。

 同国代表団が、視察のために来日するのは初めて。神奈川のほか、埼玉県を訪問しており、比較・検討した上で早期に決定する旨を示した。
(芹澤 康成/2016年5月20日号掲載)

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