サトウ草木、ボクサーが薪割協力/宮ケ瀬で木製品直売


薪割りで筋力を鍛えるボクサー

薪割りで筋力を鍛えるボクサー

 林業のサトウ草木(相模原市緑区青野原)は5月15日、宮ケ瀬湖畔の鳥居原ふれあいの館(いえ)で薪割り体験と薪・丸太など木製品の直売会を初めて開いた。M・Tボクシングジム(同区西橋本)に所属するプロボクサー5人や会場を訪れた観光客が薪割り挑戦した。

 体験会は、午前11時頃から開始された。同社スタッフから斧の安全な使い方の指導を受けながら、子供から高齢者まで、1時間で30人を超える観光客が参加した。

今回、用意した木は、青根の山で切り出されたスギ約5立法メートル。間伐材と呼ばれる日照確保のために伐採された木、建築材として利用できない木など。

 佐藤好延社長は「里山の整備が進んでおらず、自然と触れ合う機会が減少している。薪割りなどを通して、少しでも森林資源の活用を啓発したい」と話す。
(2016年5月20日号掲載)

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