和泉短大、60周年記念式典開く/関係者ら讃美歌で祝う


和泉クラークホールで開かれた式典

和泉クラークホールで開かれた式典

 和泉短期大学の創立60周年記念式典と祝賀会が5月14日、和泉クラークホール(相模原市中央区青葉)で開かれ、同短大や市、関係する大学や団体などから約80人が出席した。賛美歌や礼拝など、キリスト教の形式で60年の歩みを祝った。

 同短大は1956年、東京都世田谷区に福祉従事者の訓練機関「バット記念養成所」として開講した。国内初の保母養成機関「玉川保母専門学院」を経て、和泉短期大学児童福祉科に発展。入学者が年々増加したため、76年8月に相模原市へ校舎を移転した。

 学科は、建学以来続く「児童福祉学科」の単科。これまで1万8441人が卒業し、保育や福祉の分野などで活躍している。

 深町正信理事長は、今後の同短大の役割について「地元密着や実力養成型であることが大切。自信を持って子供のために働きたい、という学生をふさわしく育て、社会に送り出すことが使命になる」と話した。
(2016年6月1日号掲載)

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