創業100年葬儀社の永田屋(相模原市緑区橋本)が今春オープンした市内4拠点目となる斎場「メモリアルハウス城山」(緑区向原)が好評だ。
「ハウスエンディング(R)」という、まるで自宅のような雰囲気で温かく故人をおくる家族葬がコンセプト。同社は商標登録をしている。
斎場に見えないよう欧州風の住宅のような外観とし、式場には大きなシャンデリアを設置。式場と会食室、控室や中庭が一体化し、自然光が四方から入る明るい雰囲気に設計した。遺族が自宅にいるように過ごせるよう、リビングスペースやキッチンカウンター、浴室も設置している。
建物は木造平屋建てで、高齢者に配慮したバリアフリー。1日1組限定で、家族葬から50人ほどの葬儀に対応する。
田中大輔社長は「これまでの葬儀場の概念をくつがえしたかった。今後ますます家族葬の需要が増加していくなかで、葬儀の付加価値をあげていきたい」と話す。