町田市、町田駅近くに児童館/12万人の利用見込む


小田急線沿いに開所した「まあち」=町田市中町

小田急線沿いに開所した「まあち」=町田市中町

 町田市の子供たちの交流拠点となる「子どもセンターまあち」が中町の小田急線沿いにオープンした。市が整備を進めてきた大型児童館のうち最後の5館目となる施設で、規模も最大。年間約12万人の利用を見込む。

 「子どもセンター」は、1999年から合併前の5町村に整備を進めてきた児童館。周辺地域に子育て世代が多く、「安心して遊ばせられる場を」などの声に応えた。

 新施設は、旧市庁舎の駐車場跡地(約2325平方メートル)を利用した。鉄筋鉄骨造2階建て、延べ床約1900平方。親子連れで気軽に立ち寄り、軽食を摂れるカフェも開業する。

 町田駅から徒歩圏内の「まあち」は、18歳までの子供とその保護者が利用できる。乳幼児と母親に居場所を提供するほか、子育て世代同士や中高生とのコミュニケーションの場として整備した。

 館内には、バンドなどの練習演奏ができる「スタジオ」、鏡の前でフォームをチェックしながら踊れる「ダンススタジオ」を設置した。2階には学習スペースや体育館などもある。

 また、乳幼児向けに専用スペース(95平方メートル)を確保した。母親らが子供を遊ばせながら、安心して交流できるよう配慮した。

 開館は午前10時〜午後9時まで。火曜日と祝日の翌日などは休館。問い合わせは同館042・794・7360まで。
(2016年6月10日号掲載)

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