「第11回やまと国際交流フェスティバル」が5月22日、大和駅東側プロムナードで開催され、多くの市民などでにぎわった。大和市は、76の国と地域の外国人約6千人が暮らす国際都市。日本人と外国人が交流することで、相互に理解を深めてもらおうと実施されている。
会場には、外国料理を販売する屋台コーナーが並んだ。トルコやインドなど日本人にも近年馴染みのある料理のほか、ペルーやインドネシアといった異色な味覚も味わうことができた。
ステージでは、民族衣装ファッションショーやグアムの「チャモロダンス」、インドの「ボリウッドダンス」などが披露された。国際色豊かで華やかなステージに、来場者から多くの拍手が送られていた。
ワークショップテントでは、外国人市民と会話を楽しむ「国際交流おしゃべりサロン」、外国のお茶や菓子の試飲・試食ができたり、外国の遊びが体験できるコーナーなどが設けられた。
このほか、民芸品を販売するフリーマーケットやフェイスペインティング、バルーンアート、クイズラリーなども実施された。
3歳の息子を連れて会場を訪れていた藤沢市に住む川端美奈子さん(29)は「シュラスコ(南米の肉料理)とパッタイ(タイの米粉料理)を食べたが、どちらもおいしかった。ステージも盛り上がっていて楽しかった」と話していた。
(2016年6月10日号掲載)