トゥーシエ、無農薬で主婦に人気/淵野辺駅前で野菜を販売


「命の大切さを伝えたい」と話す間島店長(右)

「命の大切さを伝えたい」と話す間島店長(右)

 無農薬・無化学肥料で栽培した野菜やくだものを販売する「ベジフル・フラワー・トゥーシェ・八百屋」(相模原市中央区鹿沼台)が、JR淵野辺駅の利用者や地域の主婦、飲食店などから評判を呼んでいる。

 約15平方メートルの店舗は、淵野辺駅南口交差点から鹿沼公園に向かって約50メートル。店名の「トゥーシェ」は“心に触れる”という意味。「野菜やくだものを作る人と食べる人をつなげたい」という思いが込められている。

 店頭には、町田市小山田の小川晃さんが育てた無農薬野菜など、常時約60品目が並ぶ。このほか、相模原市津久井地区の「つくいやさいのコジマ農場」や「ゆい農園」が無農薬・無化学肥料で栽培した野菜もそろえた。

 店内には、白く小さなジャガイモの花が飾られている。「花が咲いて実がなり、実からたねが採れて野菜になる。食の大事さや自然の摂理を伝えるために野菜の花を飾ろうと務めている」と店長の間島さん。「野菜の固定種・在来種のたねの価値を伝えたい」と意気込む。

 営業時間は午前10時~午後7時まで。日曜日定休。 
(2016年6月20日号掲載)

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