大和市は、保育所などの「待機児童」が、ことし4月1日時点でゼロとなったと発表した。2014年から3年間で認可保育所や小規模保育事業所など27カ所を新設・増築し、入所定員を約1400人拡大したことが要因と見ている。
市によると、利用申込者は3299人(前年比517人増)。このうち利用児童数は3109人(同387人増)となり、いずれも過去4年間で最多を記録した。
保育所への入所希望は、今後も増加することが見込まれる。今後も引き続き、保育所の新設や既存施設の増築などで定員拡大を進めるという。
市は「保育コンシェルジュの増員などによるきめ細かな子育て支援を実施することにより、“子どもが生き生きと育つまち”の実現に努める」としている。
(2016年6月20日号掲載)