県がこのほど発表した国土交通省集計による2013年1月1日時点の公示地価によると、県内の平均変動率は、商業地が5年ぶりにプラスに転じた。商業地が上昇したのは全国で唯一という。ただ、住宅地と工業地は下落した。
県内の商業地は前年のマイナス1・1%からプラス0・2%になった。
なかでもJR線・川崎駅西口の上昇率が11・9%で全国1位の伸びだった。東芝(東京都港区)が同駅周辺に約7000人を雇用する新拠点の新設を発表したことや、マンション開発、就労人口の増加が進んだことが要因とみられる。