大和、参院選で高校生が選挙事務/若年層の投票率向上へ


03-1men 選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことを受け、大和市選挙管理委員会は7月10日投開票の参院選で高校生の選挙事務ボランティアを受け入れる。

 低迷する若年層の投票率のアップに加え、選挙の仕組みや投票の大切さを知ってもらうのが狙い。

 6月18日に初めて開かれた事前説明会(=写真)では、市内の県立高校4校(大和、大和東、大和西、大和南)と柏木学園大和商業高専の生徒が参加。市選管が市内の高校に掲示を打診し、ポスターなどの募集を見て参加を希望した。

 同選管は当初、市内の各投票所に一人ずつ配置する予定で、定員35人で募集した。高校生の意欲が高く、想定を上回る53人の希望があり、全員の受け入れを決めた。

 説明会では、市選管の職員が選挙事務の心構えや業務内容につい説明した。生徒たちは、真剣な表情で説明に聞き入っていた。

 大和商業高等専修学校3年の小川純奈さん(17)は「生徒会選挙の経験しかないので、本物の選挙に携わる緊張や不安はあるが、しっかりと勤めたい。今回の選挙を通じて、他校の生徒と交流できることも楽しみ」と話していた。

 生徒は選挙当日、配属先の投票所で案内業務に携わる予定。 
(2016年7月1日号掲載)

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