慈善活動を行う相模原橋本ロータリークラブ(RC)は、8月18日にHKラウンジで開かれた例会に中米・ホンジュラスの臨時代理大使ら一行を招待。今秋、同国の山間部に対し、医療援助などの奉仕事業を行う予定で、産業や文化について学ぼうと企画した。
カルロス・オナン・メンドーサ・トバル臨時代理大使は、参事官2人が同行して出席した。同RCの会員らとともに歓迎の食卓を囲み、ワインやフラメンコを楽しんだ。
メンドーサ臨時代理大使は「きょうのお誘いありがとうございます。お土産は心からの感謝の気持ちです」などと日本語であいさつ。
臨時代理大使のスピーチでは、同国について「農産物輸出が多く、サツマイモの欧州向け輸出量は世界1位を誇る」と紹介した。繊維産業も盛んで、特に靴下の輸出量が世界トップのシェア。2020年のTPP加盟を目標に、観光業や製造業、不動産業などに力を入れている。
同RCは今秋から、「ホンジュラスプロジェクト」に着手する予定。同国南部のエル・パライソ県山間部(サンタマリア、エル・パライソ、トロヘス)に医療用の超音波検査機を導入する。