S1グランプリ開催、さがみ焼きそばが優勝


優勝した「さがみ焼きそば」の関係者(中央)

優勝した「さがみ焼きそば」の関係者(中央)

 相模原青年会議所(JC)が主催するイベント「金の卵発掘プロジェクト・シビックプライド」が9月3日、橋本公園(相模原市緑区西橋本)で開催され、約1万2千人の市民が来場した。相模原の飲食ナンバー1を決定する「S―1グランプリ」が行われ、来場者の人気投票により、ちょい呑み相模原実行委員会の「さがみ焼きそば」がグランプリに輝いた。

 今回で3年目となる同イベントは、市民にまちへの愛着や誇りを持ってもらおうと、これまで中央区、南区で開催されてきた。今回は緑区周辺の魅力を発掘しようと同会場で行われた。

 子供たちが職業体験をできるワークショップや、市民がパフォーマンスを披露し、相模原ナンバー1を決める「S―1ドリーム」などが行われ、多くの来場者でにぎわった。

 「S―1グランプリ」では、相模原地産の食材を使用した21店舗・団体が参加。来場者がリユース食器を投票し、グランプリを決めた。

 優勝した「さがみ焼きそば」は、サバやイワシの魚粉をブレンドしたソース焼きそば。麺は小山製麺(緑区橋本)の極太麺を使用し、豚肉は相模原畜産(中央区上溝)のハーブ入り飼料などで飼育された「香福豚(こうふくとん)」を採用した。ちょい呑み相模原実行委員会の一部の店舗で販売している。

 同実行委員会のメンバーは「受賞をきっかけに、ご当地焼きそばで有名な富士宮や浪江を超える名物にしたい」と意気込んでいた。

 準グランプリは、童人夢農場(ドリームファーム・緑区青山)のドリームピザが受賞した。
(2016年9月10日号掲載)

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