町田市、DBO方式で契約へ/熱回収施設の落札者決定


熱回収施設を整備する町田市清掃工場

熱回収施設を整備する町田市清掃工場

 町田市はこのほど、総合評価一般競争入札を採用した同市熱回収施設等(仮称)整備運営事業の落札者として、タクマ東京支社が代表を務める企業グループに決めた。11月に仮契約し、市議会の承認を得たうえで12月に本契約を締結する。

 同市によると、バイオガス化施設は「再生可能エネルギーの有効利用策としては首都圏で初」となる。

同グループのみが応札し、落札額は462億240万円で、うち169億5600万円が41年3月までの施設運営費。自治体が熱回収施設やバイオガス化施設などを建設し、民間企業・団体が約20年間運営するDBO方式を採用した。

 町田リサイクル文化センターを建て替えて整備する熱回収施設などの規模は、工場棟が延べ約1万7千ン平方メートル、新管理棟が延べ約5200平方メートルとなる。主に、ストーカ方式で処理能力・日量129トンの焼却施設2炉と、乾式高温メタン発酵で処理能力・日量50トンのバイオガス化施設を新設する。
(2016年10月20日号掲載)

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