相模原市を拠点に活動する女子サッカーチーム「ノジマステラ神奈川相模原」が8日、勝ち点で初優勝を決め、チーム結成5年目で悲願のなでしこリーグ1部昇格を果たした。県内女子サッカーチームで1部入りは初めての快挙となった。
セレッソ大阪堺レディースとの試合が同日、南区下溝の相模原ギオンスタジアムであった。前半34分にC大阪の玉櫻ことの選手(18)のミドルシュートで1点リードされたが、後半39分に日本代表の高木ひかり選手(22)が同点ゴールを決めた。
ノジマステラがC大阪堺と1―1で引き分け。2位のちふれASエルフェン埼玉がニッパツ横浜FCシーガールズと0―0で引き分けたため、勝ち点で決まった。
勝ち点は、前節まで2位のAS埼玉と5点差。C大阪堺に勝てば自力優勝、引き分け以下でもAS埼玉がニッパツに勝てなければ優勝が決まる一戦だった。
(2016年10月20日号掲載)