大和市は13日、小・中学生を対象に創意あふれる発明作品を募集した「第41回大和市青少年発明くふう展」の受賞作品を決めた。市立中央林間小学校5年の花田みのりさん(11)の作品「エコ容器」が「発明くふう優秀賞」に選ばれた。
同展は、発明・工夫を通じて創造性豊かな青少年の育成が目的で、毎年開催されている。市と市教育委員会の主催。ことしは116点(小学生110点、中学生6点)の応募があった。
審査会による選考の結果、総合的に優れた優秀作品に贈られる「発明くふう優秀賞」1点のほか、なでしこ優秀賞1点、アイデア優秀賞1点、デザイン優秀賞1点、ものづくり優秀賞1点、優良賞9点の受賞作品計14点が決定した。
「エコ容器」は、マヨネーズのチューブなどに使われる軟らかいプラスチック容器の内側にビニール袋を挿入。こビニールを引き出すことによって、使い切れずに容器内に少量残ってしまう中身が取り出しやすくなるよう工夫した。
(2016年10月20日号掲載)