中島建設(相模原市南区松が枝町)と協力会社で組織する安全衛生協力会は10月18日、相模原市南区上鶴間本町のホテルで「第44期総会」を開いた。同社の社員や協力会の会員など約90人が出席し、受注工事の現場から労働災害を根絶するよう誓った。
協力会の秋森三男会長(秋森鉄筋代表取締役)は、あいさつで「建設業界を取り巻く環境は東京五輪以降、より厳しい状況になるはず。4年間で優秀な専門職や技術職を育てなければならない」と話していた。
また、中島一弘名誉会長(中島建設代表取締役社長)は「労働災害は防ごうと思っても防ぎきれないが、“ヒューマンエラーはしょうがない”ではなく、もう一歩踏み込んだ対策を練ってほしい」と呼び掛けた。
総会の議事では、事業計画案と予算案の2議案を審議し、出席者の全会一致で承認した。44期の事業計画では「誰問わず マナー守って ゼロ災害」をスローガンに掲げ、「無事故無災害の達成」「施工管理体制に基づく労務安全衛生活動の推進」の2方針を柱に活動する。
(2016年11月1日号掲載)