日鉄住金ドラム、新技術センターが完成/研究スペースなど倍に


規模を拡大した新技術センター(相模原市緑区西橋本)

規模を拡大した新技術センター(相模原市緑区西橋本)

 日鉄住金ドラムは、技術センター(相模原市緑区西橋本)が老朽化し、手狭になってきたため建物を建て替えた。約4億円を投じ、執務・研究スペースを約2倍に拡張。隣接する相模原工場の事務機能と研究・開発部門を同居させることで業務を効率化した。

 新技術センターは10月に完成。2階建てで延べ床1800平方メートル。省エネルギー対策として、空調にガスヒートポンプ、照明に発光ダイオード、窓には二重ガラスをそれぞれ採用した。

 技術センターは、国内6工場から送られてくる製品の品質管理、充填物質との適合性確認を担う唯一の施設。また、新商品や新素材の開発、製造設備の開発なども行っている。

 橋本洋副所長は「主要顧客先の化学業界ではファインケミカル化が進んでいる。極限まで追求した厳しい要求も対応する」と話す。
(2016年11月10日号掲載)

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