相模原商議所、43年ぶり新部会発足/飲食宿泊業が連携へ


 相模原商工会議所は「飲食宿泊業部会」を11月から発足させた。部会設立は43年ぶり。同分野に特化した部会は、県内政令市の商工会議所でも初めて。319事業所が加入した。県内では個人消費が本格回復せず、地域にも影響が及んでいる。こうしたなか、地元店が連携し、大規模イベントで弁当の一括受注や「飲食業商売繁盛講座」などを開催。大手チェーン店に負けない競争力をつけていく。

 今回、新設した飲食宿泊業部会では、売り上げアップにつなげるセミナーを企画したり、大規模イベント開催時にスタッフに配る弁当などを部会全体で受注。会員企業で持ち回りで仕事を振り分けたりする。今後は会員同士が本業で協力するための仕組みや基準作りを検討する。
 (編集委員・千葉龍太/2016年11月20日号掲載)

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