軽自動車を含む県内の新車市場で日産自動車が巻き返しをみせている。神奈川トヨタ自動車が集計した11月の新車市場の車名別登録台数ランキングでは、ハイブリッド車種の新型を追加した日産の「ノート」が首位となった。10月にも同一車線自動運転技術を搭載した新型「セレナ」が首位となっており、昨年末以降、県内市場のトップを独占していた「プリウス」のトヨタ勢を逆転した。
(編集委員・千葉龍太/2016年12月10日号掲載)
11月登録台数の車名別ランキング(乗用車市場)は、「ノート」が1373台、2位はトヨタ「アクア」の749台、3位は「プリウス」の584台、4位「ベンツ」の432台、5位「BMW」の303台の順番だった。
日産は11月、マイナーチェンジした新型「ノート」を発売。レンジエクステンダー式ハイブリッドシステム「eパワー」を搭載しており、高い燃費性能を実現した。この新車効果が「プリウス」の牙城を崩す要因となったようだ。
ている。