新生児集中治療室(NICU)がある大和市立病院(大和市深見西、五十嵐俊久院長)は、4月に病床数を倍増した。保育器などの医療設備や人員も増やし、妊娠34週以降の妊産婦や胎児、生後7日までの新生児に対する周産期医療体制の充実化を図っていく。(松山 祐介)
設備面では、天井に固定したアームから医療用電源などを供給する「シーリングペンダント」を6基新設した。
新生児ベッドや光線治療器、心電図モニターのほか、指先や耳から脈拍数を測る「パルスオキシメーター」なども増設した。
専従の看護師も病床数に合わせ6人から12人に増員。床面積も40平方㍍から90平方㍍に拡大した。