相模原市に事業所を持つ昭和電線ホールディングスは、早期退職の募集やグループ事業拠点の集約を柱とする事業構造改革を発表した。需要の低迷が続く国内電力システム事業のコスト構造を見直すとともに、免震等の成長分野へ経営資源を再配置するのが狙い。
その一環として、電力用機器部品の製造・販売を行う昭光機器工業(相模原市中央区田名)は、今年度の早い時期を目途に本社機能を東京・大田区の城南島工場へ移管。田名地区での生産は城南島工場と昭和電線相模原事業所(相模原市中央区南橋本)内にある別のグループ各社へ移す。