自動販売機飲料販売のナショナルトータルビバレッジ(相模原市緑区寸沢嵐)は昨年12月17日、名古屋の行列ができる人気店の味が楽しめる担々麺(たんたんめん)専門店「ドラゴンキング」を相模原市役所(中央区中央)の近くにオープンした。
同社の山口弘一社長が名古屋で出会った創業55年の老舗担々麺店の味にほれ込み、「相模原にもこの味を広めたい」と関東初出店となった。
主なメニューは「細麺の汁あり担々麺」と「太麺の汁なし担々麺」で、ともに900円。ごまとラー油にこだわった逸品で、ごまを芯だけを引いた「クリーミーで濃厚な味わい」(同店)。ラー油は5種類の香辛料を独自に調合したオリジナルで、「香ばしい味わい」が特徴だという。辛さは5段階から選べる。
相模原産のブランドたまご「さがみっ子」や、パクチーなどのトッピングも選べる。「めんを食べた後に、残った汁にご飯を入れるのが通の食べ方」(山口社長)。
山口社長は「名古屋の担々麺の味を関東にも広めたい。行列ができる人気店の味をぜひ一度、味わってみてほしい」と話している。
定休日曜・祝日。問い合わせは、同店042・786・6353。
(2017年1月10日号掲載)