相模原商工会議所は1月7日、小田急ホテルセンチュリー相模大野(相模原市南区相模大野)で新年賀詞交歓会を開催した。市内外の経済団体関係者や会員企業など約350人が参加。新しい年を祝った。
あいさつした同商工会議所の杉岡芳樹会頭は2017年の景況感について「トランプ次期政権が掲げる財政・経済政策により、世界経済が回復を取り戻していくことが期待される。そのなかで日本経済も安倍政権の成長戦略により、景気が穏やかに回復している」と述べた。
そのうえで「これからはIoT(モノのインターネット)、人工知能とった第4次産業革命による新しいビジネスモデルにでこれまで以上に生産性が向上する。その結果、地域での消費拡大や地域経済の活性化という好循環が生まれると期待して
いる」と語った。
そして同商工会議所の施策として「きめ細かく小規模事業者に寄り添う。販路開拓や人材確保、資金繰り支援などで(会員企業の)『稼ぐ力』の強化につなげたい」と強調した。
(編集委員・千葉龍太/2017年1月20日号掲載)