大和市、「健康都市」へ手応え/大和市が賀詞交歓会開催


鏡開きで新年を祝う大木市長(左から3人目)ら

鏡開きで新年を祝う大木市長(左から3人目)ら

 市内の各分野で活動する市民などが一堂に会し、新年のあいさつを交わす大和市賀詞交歓会が1月5日、大和スポーツセンター(上草柳)で開かれた。議会や自治会、社会福祉協議会、商工業、農業、医療・福祉、教育・文化スポーツなどの関係者695人が新年の幕開けを祝った。

 同会は2009年から毎年開催され、ことしで9回目。同会実行委員会(会長・山元哲夫市自治会連絡協議会会長)と市が開催している。

 大木哲市長は新年のあいさつの中で、昨年の合計特殊出生率が1・46となったことや、WHO(世界保健機関)主催の国際会議(中国・上海市)でスピーチを行ったことを報告。「〝健康都市やまと〟の花が少しずつ開いているのではないか」と、健康施策の手応えについて話した。

 地元選出の甘利明衆院議員(前経済再生担当相)は来賓として出席し、「国際化や貿易の自由化で、市場全体の分母が大きくなる。わが国は大きくなった分母の配分政策が行き届いていない」と指摘する。「保護主義を脱して、世界経済の舵取りを日本が担う年にしたい」と抱負を述べた。

 鏡開きでは、主催者や来賓が「よいしょ、よいしょ、よいしょ」と掛け声を上げ、それぞれが手にした木づちを力強く振り下ろした。新年への期待を込めた宮東悠大和商工会議所会頭の発声で乾杯を行い、会は祝宴に入った。
(2017年1月20日号掲載)

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