相模福祉村(相模原市中央区田名)は1月7日、小田急ホテルセンチュリー相模大野(南区相模大野)で「相模福祉村ネットワーク新年会」を開いた。あいさつに立った赤間源太郎理事長は「酉年は大きな変化がある年。さらにことしは60年に1度の丁酉、大きなエネルギーが爆発する年といわれる。仲間とともに大きなイノベーションを起こしたい」と新年の抱負を語った。
同法人は、障害者支援施設や特別養護老人ホーム、障害児入所施設、保育園など、さまざまな施設を運営する市内最大級の福祉グループ。新年会には職員など関係者ら240人が出席した。
「相模福祉村をわがまちの文化に」を理念に掲げる同法人の今年度の取り組みについて、赤間理事長は「最高のチームワークづくり、地域共生社会への取り組み、新たな挑戦の3つの柱に取り組んでいく。特に昨年は心が痛む津久井やまゆり園の事件があった。だれもが安心して地域に参加できる、共生社会へ向けてもう一歩進んでいかなければならない。そのために福祉事業者だけでなく、福祉の多様な課題に対し、地域のさまざまな業種・業界とも連携していく必要がある」と語った。
(2017年1月20日号掲載)