大和市、市民へ企業周知狙う/ロボ研が関連製品を展示


子供がロボットを操作する体験コーナー

子供がロボットを操作する体験コーナー

 大和市は昨年12月17日、大和市文化創造拠点シリウス(同市大和南)でやまとロボットフェスタを開いた。市民のロボットへの関心を高め、さがみロボット産業特区と市内の関連企業を周知することが目的。

 大和市は、市内にロボットに関連する技術力を持つ企業があり、同特区に2014年3月から加入している。15年8月には、製造業やIT企業など市内企業31社が、「大和ロボット共同研究協議会(やまとロボ研)」を設立。活用方法や製品開発などを目指して勉強会や先進事例の視察などを行っている。

 会場には、やまとロボ研や同特区の企業の製品を紹介するコーナーを設置。やまとロボ研の企業の製品紹介では、コイル部品や金属加工品、角度・位置を検出するためのセンサーが展示された。

 体験コーナーでは、来場者がリモコンやスマートフォンを操作し、ミニドローンや二足歩行のサッカーロボットを実際に動かした。子供が自分で動作をプログラミングした自動車型ロボットを走らせるコーナーや、壁に沿って走るロボットを組み立てる教室もあった。

 ステージイベントでは、世界初のご当地ロボットアイドルユニット「ATSUMO(アツモ)アイドロイド5」が登場し、ロボット5体が音楽に合わせて息の合った踊りなどを披露。また、人型ロボット「MANOI(マノイ)君」によるダンスショーも披露された。
(2017年1月20日号掲載)

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