県は、大和市立病院(同市深見西)など、4病院を、新たに「神奈川DAMT(ディーマット)指定病院」に指定した。大規模自然災害などが発生した場合、地域での医療救護体制を強化するのが狙い。これにより、県内でのDAMT指定病院数は23になった。
DMATは、災害発生直後に活動できる機動性を持った医療チーム。専門訓練を受けた医師や看護師、医療職員、事務職員などで構成される。
具体的な活動内容としては、災害現場で最善の医療を施すため、疾病の緊急性や重症性を判断して治療する「トリアージ」、さらには広域医療搬送も行う。