県央4市、技術や製品をPR/海老名で製造42社が交流会


42社がブースを出した交流会

42社がブースを出した交流会

 大和・座間・海老名・綾瀬の県央4市の製造業が連携を深めることや、地域企業を周知することなどを目的に、見本市「県央ものづくり交流会」が15日、海老名市内のホテルで開かれた。  

 交流会は県央4市と各市の商工会議所が実行委員会を組織して主催し、今回で8回目の開催となった。ビジネスパートナーや最新の技術・製品を求める事業者のほか、一般など約200人~300人が会場を訪れる恒例行事となっている。

 世界最小ブラシに挑戦しているオーパック(大和市深見東)が「超マイクロブラシ」を展示。また、座間市相武台のモノワイヤレスはセンサーの情報を無線で収集する装置を出品し、技術力をアピールした。

 テレビの情報番組などに出演している経済アナリストの森永卓郎氏が「ものづくり企業を取り巻く経済環境と今後の展望」と題した講演を行った。また、ボブスレー用のそりを国内で生産するプロジェクトを東京都大田区で立ち上げた細貝淳一氏を講師に招き、下町の技術で世界市場に挑んだ秘話を語った。

 座間市から来た製造業経営者は「同じ製品を作っていても、企業によって強みが異なる。交流を深めて、互いの強みを生かして、新たな製品や技術を発信していきたい」と話していた。
(2017年2月20日号掲載)

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