西武信金、若手経営者の会発足/相模原市内100社が参加


「西武ニューリーダーズクラブ21 橋本支部・矢部支部」の合同発会式

「西武ニューリーダーズクラブ21 橋本支部・矢部支部」の合同発会式



相模原市内の西武信用金庫橋本支店(緑区西橋本)と矢部支店(中央区矢部)は8日、市内の若手経営者による異業種交流会「西武ニューリーダーズクラブ21 橋本支部・矢部支部」の合同発会式を市立産業会館(中央区中央)で開いた。

両支部あわせて、約100人の市内若手経営者らが参加。会員は同信金と取引があるか、または取引を検討している満50歳未満の経営者などが対象。今後、経営に関する研修や講演会、交流会などを開催していく。

橋本支部の会長には久保田浩章氏(相模螺子社長)、矢部支部は水谷好男氏(谷津建設専務)がそれぞれ就任した。

水谷会長は「キャリアの語源は、ラテン語で馬車のわだちのこと。様々なキャリアを持った若者が集まる宿場のような活気ある会になれば」とあいさつした。

発会式では、同信金の落合寛司理事長の記念講演も行われた。テーマは「変革期をチャンスにする経営」。落合理事長は講演で、外的要因と内的要因の視点から、近年の厳しい経済状況について説明。そのうえで「トップがチャンスと捉えるか、ピンチと捉えるかで結果が変わる。変革期は小が大に勝てる絶好のとき」として、「情報ネットワークの強化と、既成概念の打破により、原点に帰り業務を見直す重要性」を説いた。また、具体的な対応として、外部資金を活用した商品力強化、本業外収益の確保、社員の能力強化をあげた。

参加したサービス業の経営者の男性(38)は、「同世代の経営者と話をして刺激をうけた。これからの会の活動に期待したい」と話していた。
(2017年3月20日号掲載)

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