商工中金、地域貢献活動でロボ教材を寄贈


ロボットの組み立てキットを加山市長に手渡す岩下支店長(左)

加山市長にロボットの組み立てキットを手渡す岩下支店長(左)

 商工中金横浜西口支店相模原営業所(相模原市中央区相模原)は3月30日、地域貢献活動の一環で同市に教育向けロボットの組み立てキットを寄贈した。将来のロボット人材を育成することで、地域経済の活性化を狙う。

 岩下繁忠支店長は「相模原市はロボット産業特区に指定されているので、教育用ロボットを寄贈した。人材育成に役立ててほしい」とあいさつした。

 寄贈品は、デンマーク・レゴ社の「マインドストーム」が10セットのほか、プログラムを入力するパソコンが6台、説明や講話で使うプロジェクターが1台。計100万円相当となった。

 マインドストームは、レゴブロックのように、センサーやモーターをはめ込み式で組み立み込むことが可能。動作や条件を意味するアイコンを組み合わせてプログラムを作成し、複雑な制御を行うこともできる。

 加山俊夫市長は、さがみはらロボット導入支援センター(さがみはら産業創造センター内)の事業について紹介。「子供に興味を持ってもらい、将来の人材育成に生かしたい」と話した。
(2017年4月10日号掲載)

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