相模原市南区相模大野の県立相模原中等教育学校で3日、日本オリンピック委員会(JOC)の「オリンピック教室」が開かれた。2012年ロンドン大会、16年リオ大会で競泳自由形の代表だった松本弥生さん(27)が教壇に立ち、運動や座学を通して相手に敬意を持つこと、高みへチャレンジする大切さを2年生に教えた。
相模原市は20年東京五輪・パラリンピックでブラジル選手団の事前キャンプが予定され、競泳チームが市立総合水泳場などを利用することで合意している。
松本さんは「ブラジルが相模原でキャンプをすると知り、市が受け入れたことはうれしい」とした上で、「短距離が早くいい選手が多いので、リオでも注目していた。公開練習日などを見学する機会があれば、五輪を身近に感じるきっかけとなるはず」と話していた。
(2017年10月20日号掲載)