第61回神奈川建築コンクールの住宅・一般建築物部門で入賞作品がこのほど決定した。一般建築物部門では、「大和市文化創造拠点シリウス」(同市大和南)が最優秀賞、相模福祉村の「児童発達支援センター青い鳥」(相模原市中央区田名)が優秀賞を受賞した。
特養「縁JOY」に続いて2回目の受賞となる相模福祉村の赤間源太郎理事長は「利用者にとって楽しく快適な環境や景観に配慮したデザインなどが認められたのでは。受賞を機により地域に密着したサービスを提供していきたい」と話した。
また、青い鳥は「やや無表情な外観とは打って変わって中庭の豊かな樹木や緑は、工場や住宅、畑がランダムに連なる周辺環境とのひとつの調和のあり方として理解できる。中庭とデッキによりのびやかな空間や遊びを誘う空間構成は魅力的であり、施設の存在意義と共に地域にとって貴重な空間となっている」と評価された。
(2017年11月20号掲載)