相模原市内の8団体で構成する相模原市建設関連団体連絡協議会(会長・篠﨑栄治建設業協会会長)の賀詞交歓会が10日、けやき会館(中央区富士見)で開かれた。建設関連団体会員のほか、市幹部、地元選出の議員、経済団体関係者ら約200人が出席し、業界のさらなる振興と地域の発展に尽力すると誓った。
冒頭のあいさつに立った篠﨑会長は「台風19号の被害、事業承継や人出不足、働き方改革への対応など課題は多い。市としっかり連携してまちづくりを進めたい」と話した。
本村賢太郎市長は、来賓あいさつで「団体各社が台風19号の被災直後から復旧作業に動いてくださったことに感謝する。ことしはオリンピック後の景気減退も懸念されるが、市としても対応していく」と述べた。
また、相模原市議会議長の石川将誠氏、衆議院議員の赤間二郎氏や後藤祐一氏、相模原市商工会議所会頭の杉岡芳樹氏らが駆けつけ、それぞれが祝辞を贈った。相模原市議会副議長の発声で杯を交わし、会は祝宴へと移った。
同協議会は、建設業協会と設計協同組合(協祖)、管工事協組、電設協組、造園協組、測量事業協組、塗装協組、津久井建設業連絡会で構成。市と「緊急時における凍雪害対策に係る協定」を結ぶなど、安全安心なまちづくりに貢献している。
【相模経済新聞1月20日号掲載】