相模大野駅ビルの小田急ＯＸ、需要や動向踏まえ刷新

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小田急商事（川崎市麻生区）は、小田急相模大野駅直結の商業施設小田急相模大野ステーションスクエアＢ館（相模原市南区相模大野３）３階のスーパーマーケット「オダキュー・オーエックス 相模大野店」（売り場面積1337・7 平方㍍）を８月18日にリニューアルオープンした。来店者の需要と最新の動向を踏まえ、駅前のスーパーマーケットとしての利便性を向上させた。
店舗コンセプトは「昼も夜も、楽しく便利で上質なスーパーマーケット」。これまで好評だった同社が得意とする生鮮商品をさらに充実させるとともに、夕方以降の需要に合わせて惣菜・寿司や冷凍食品を中心とした即食・簡便商品の拡充、健康を基軸とした新しい売場の展開などを行った。

特にデイリー食品では、ナチュラルチーズの品ぞろえを拡充するほか、近年関心が高まっているプラントミート（大豆ミート）を新たにコーナー化。冷凍食品を大幅に拡大し、新たに冷凍デザートを導入するなど、品ぞろえの充実を図るという。

加工食品のコーナーでは、ロカボ・低糖質・カロリーオフ・特保など、健康をテーマとした売場を提案。ラーメン・菓子などの簡便・即食商品の品ぞろえを拡大。野菜とドレッシングを近くに配置するなど、用途にあわせた買いやすい売場を目指す。

リニューアルに合わせて、セブン＆アイＨＤのプライベートブランド『セブンプレミアム』の取り扱いも開始。「セブンプレミアム」「セブンプレミアム・ゴールド」「セブンプレミアム・フレッシュ」「セブンプレミアム・ライフスタイル」「セブンカフェ（菓子のみ）」の計５ブランドを展開する。

売場通路は拡幅し、ゆったりと買い物を楽しんでもらえるよう環境整備を図る。主通路の見通し改善と内装デザインも一新し、「店内が明るくなる」としている。

サービス面では、新たに「ペイペイ」や「楽天ペイ」などのＱＲコード決済11ブランドを導入し、キャッシュレス決済手段の充実を図る。同社では ＱＲコード決済の場合、小田急ポイントカードで同時にＯＰポイントも貯めることができる。

営業時間は平日・土日  午前10 時から午後11時まで。

【2021年9月1日号】