県内企業の3社に1社が2013年度に増収増益を見込んでいることが、
帝国データバンク横浜支店の調べで明らかになった。政府の経済政策による期待感などから、先行きに対する県内企業のマインドは好転した。(関連記事2面に)
同支店は、3月中旬から下旬にかけて、県内企業977社を対象とした「2013年度・業績見通しに関する意識調査」を実施した(回答は449社)。
それによると、今年度の業績予想について、「増収増益になる」と回答した企業数は139社あった。構成比率は31・0%で、昨年度調査と比べても、約8ポイント増えた。
同支店は、「東日本大震災の影響や電力不足などの特殊事情があった昨年度から一転。今年度は安倍政権による大型補正予算などで、企業を取り巻く経営環境は良くなっている」と説明した。