県選挙管理委員会は、県内の選挙人名簿登録者数(9月1日現在)を発表した。3カ月に1回まとめているもので、31日投開票の衆院選直前のデータとなる。相模原市内3区の合計は60万4360人(男30万2380人、女30万1980人)で、前回(2021年6月)の定時登録と比べて1364人(0.23%)増加。衆院選の小選挙区別でも13・14・16区のいずれも選挙人が増加傾向となった。
相模原市を区別で見ると、緑区は14万2612人(男7万1870人、女7万742人)で前期比98人(0.07%)増、中央区は22万7149人(男11万4463人、女11万2686人)で同427人(0.19%)増、南区は23万4599人(男11万6047人、女11万8552人)で839人(0.36%)増と市内全域で増加となった。
なお、緑区の男性が11人(0.02)減となり、3区の男女で唯一減少。前回の17年衆院選と比べても緑区は男女ともに減少し、中央区でも男性の選挙人が減少した。
大和市は20万715人(男10万221人、女10万494人)で、前回調査に比べて917人(0.04%)減少。近隣の自治体でも厚木市が18万5828人で504人(0.27%)増、座間市が11万675人で10人(0.01%)減、愛甲郡(愛川町、清川村)が3万4628人で44人(0.13%)減となった。
小選挙区では13区(大和市、海老名市、綾瀬市、座間市相模が丘1~6丁目を除く地域)が47万2207人で1122人(0.24%)増えた。14区(相模原市中央区と同市緑区・南区の一部)は46万1900人で1269人(0.28%)増、16区(相模原市緑区の旧津久井郡と南区、厚木市、伊勢原市、座間市相模が丘1~6丁目、愛甲郡)は46万6903人で680人(0.15%)増となった。
県の総数は771万2916人で、1万9176人(0.25%)増加。市区別で登録者数・増加数がもっとも高かった藤沢市で1599人(0.44%)増え、登録者数2位の横須賀市の33万8190人と1万2千人近く差をつけた。