ダイワダンボール、感染防止にフェイスシールド提案


フェイスガード ダイワダンボール(相模原市中央区田名)はこのほど、自社開発したフェイスシールドを発売した。眼や鼻に飛んでくるウイルスを防ぐために、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症の防止対策としてフェイスシールドの着用を提案している。価格は税込み300円。【2021年1月1日号掲載】

同社によると、一般に市販されているフェイスシールドは、後頭部が伸び縮みするゴムでできていることが多い。食事の際には口元の空間が狭く、マスクとの併用が難しく食事がしにくい。

同社のフェイスシールドは、円形状のダンボール2組をゴムで繋げ、頭の形に沿った輪のように固定されている。そのため上方にずらすことができ、口元の空間を確保しやすい。マスクとの併用で、目や鼻に飛んでくるウイルスを防ぐのが狙いだという。

第3波の新型コロナウイルスの感染拡大しているなか、県は感染防止対策として、新しい会食マナー「マスク会食・MASK」を奨励。大人数での会食を避けた上での、適切な「M=〝マスク〟の着用」「A=〝アルコール消毒〟の徹底」「S=アクリル板等での〝遮へい〟」「K=〝換気〟と〝距離〟の徹底」を呼び掛けている。

担当者は「弊社のフェイスシールドとマスクの併用で一層の飛沫感染予防を期待できるはず」と話していた。

同社は、第2波の新型コロナウイルス感染拡大した7月、県内の特別支援学校29校にフェイスシールド3点ずつと飛沫感染防止用ボードを10点ずつ寄贈した。

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。