トロント企業2社が熱視線/相模原市内3社を視察


相模原市と30年以上の友好都市関係にあるカナダ・トロント市の製造系企業2社が17日、相模原企業3社を視察し、それぞれの事業内容の説明や意見交換を行った。トロント企業を相模原市に招いての視察・交流は初めての取り組み。本紙記者が同行し、相模原・トロントの各企業関係者らに話を聞いた。【2022年11月1日号】

2社の代表らは17日午後、顧客の要望に応じて自動包装機や省力関連機器の設計・製造を行っているオリオン機械工業(緑区西橋本)を本庄隆秋取締役技術部長らの案内で見学。事業・製品から説明を受けると、製造ラインの自動化を手掛けているパック・スマートのデレック・ドゥルゴッシュ・オスタップCEO(最高経営責任者)が関心を示していた。

オスタップCEOは、本紙の取材に「(オリオン機械工業が)国内にしっかりとした知名度と基盤を築いており、すばらしいパッケージングの技術を持っている。日本のユニークで高い技術は北米の顧客にとって魅力的で、一緒に展開できないかと考えている」と答えた。

 

オリオン機械工業の関係者から説明を受けるトロント企業の代表者ら

オリオン機械工業の関係者から説明を受けるトロント企業の代表者ら

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