湯河原の人気店が監修/下鶴間に全国初の新ブランド開店



試食会で提供されたしょう油ラーメン

試食会で提供されたしょう油ラーメン



湯河原町の人気ラーメン店「飯田商店」の店主・飯田将太さんがプロデュースし、ラーメンチェーン「らあめん花月嵐」を展開するグロービート・ジャパンが出店・運営する新ブランド「ラーメン将太」1号店が12日、大和市下鶴間の南大和相模原線沿い、小田急江ノ島線南林間駅近くにオープンした。取引先や飯田商店の常連客、報道関係者らが9日に開かれたレセプションに参加し、販売メニューの一部を試食してきた。【2022年12月15日号掲載】

 飯田商店は、ラーメン愛好家から「業界にとって憧れの店。一度は食べたいラーメンとして人気と実力を兼ね備えている」などと評価され、一部のランキングでは全国1位を維持する人気店。メディアにも露出し、全国各地からこの味を求めて来訪する人も多い。
 県西部に住むという飯田商店の常連客も、レセプションに参加し「人気店になる前から通っていた。この価格で本店と変わらないのは、さすが飯田さんのこだわり」と話していた。

新ブランドの監修を務めた飯田さん

新ブランドの監修を務めた飯田さん



ラーメンは「無化調(化学調味料の不使用)」をうたい、だしやしょう油、麺はもちろんスープに使う水にまで味と質を追求する。現地の窯元に足を運んで作らせたという、「丸に木瓜」の紋が入った有田焼のどんぶりに盛り付ける。「世界に誇れるラーメンを作りたい」と語る飯田さんの本気度が伺える一杯だ。

 こだわりはラーメンや食器だけでない。本店と同様に、カウンターやテーブルなども高級すし店のカウンターを連想させる清潔感ある白木に統一。調理場はカウンターから見通せるオープンキッチンで、料亭の板前のように白い法被を着こんだ調理スタッフが一杯ずつ仕上げていく。
 本紙記者(本店は未食)が選んだのは、しょうゆラーメン(税込1100円)。スープは脂が多めだが透明感のある淡麗系で、しょう油の香ばしさがアクセント。麺は中太の柔らかめで、ぬめっとした独特なのど越し。飯田商店と同様に、部位が異なる2種類(ロース、バラ、モモなど)の豚肉を低温調理したものが乗っている。
 ラーメン将太では、しょうゆラーメンのほか、しおラーメン(同1200円)、それぞれの味のチャーシューメンやシュウマイ(4個380円、2個190円)、将太のたまごバターご飯(560円)といった飯田商店でも人気のメニューを、飯田商店の価格(しょうゆラーメン1600円)と比べて低価格で提供する。つけ麺や坦々つけ麺なども販売する予定。(価格は12月12日現在)
 営業時間は午前10時~午後10時。駐車場13台分。
 ◆プレゼント◆
 「特別将太(招待)券」をペアで1組分(2枚)プレゼントします。応募方法は、電子メール(info@sokeinp.com)または郵便(〒252―0237、相模原市中央区千代田1―6―8 オアシス相模原2階)に、「応募する代表者の氏名」「住所(プレゼントの送付先)」「日中連絡が取れる電話番号(携帯電話可)」相模経済新聞社宛で(メールの場合は、タイトルに「ラーメン将太券希望」)申し込んでください。締め切りは2022年12月25日午後5時(消印有効)。
 

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