東京商工リサーチ、県内企業倒産/2カ月連続で減少


 東京商工リサーチ横浜支店が発表した4月の神奈川県内企業の倒産件数は、前年同月比16・1%減の47件となり、2カ月連続して減少した。倒産企業の負債総額の合計は、同4・4%増の85億4700億円。3月末に中小企業金融円滑化法が終了した直後だったものの、特に目立った混乱は見られなかったという。
(千葉 龍太)
 4月の倒産企業を業種別で分類すると、建設業が15件と最多。次いで製造業の10件、サービス業6件だったが、いずれも前年の水準を下回るか、同数だった。
 一方、運輸業の倒産件数は増加。4月は3件と低水準ながらも、前年よりも1件増えた。同支店は「以前より燃料代が高くなったことが、経営を圧迫した」としている。

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