相模原市内の中小企業、景気回復「実感まだ先」/企業規模で温度差


 相模原商工会議所40周年記念式典の後半に開かれた懇親会には、中小企業を中心とした地元産業界関係者も多数出席した。地元経済を支える中小企業。経営者らの関心事はアベノミクスの波及効果。ただ、今後の期待とは裏腹に、足元の景況感は「本格回復した実感はない」との意見が大半だった。
(千葉龍太、松山祐介)

 同商議所の河本洋次会頭は、「今のところ、地域の景気回復が鮮明になってきたという話は聞いていない。半年、1年は先になるのでは」との展望を示した。
 さらに、小俣邦正副会頭(昭和真空社長)も「景気回復に向かっている実感はない。業種によってバラつきがあるのでは」と分析。昨年末の政権交代による景気押し上げ効果が地元経済にまで及んでいない実情を話した。

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