衆院選 神奈川20区、立民が候補者擁立へ/福祉法人理事の40代女性を甘利氏対抗に


次期衆議院選挙から新設される神奈川20区(相模原市南区・座間市)の候補者擁立を巡り、立憲民主党県連は新人で社会福祉法人理事の大塚小百合氏(43)=写真、本人SNSから引用=を擁立する方針であることが、複数の関係者への取材で明らかになった。【2023年6月1日号掲載】

大塚小百合
大塚氏は徳島県阿波市の社会福祉法人理事で、相模原市緑区の特別養護老人ホームで施設長を務める。社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員。ユーチューバーとしても活動しており、介護する家族を応援する介護情報チャンネルにメンバーとして出演し、チャンネル登録者数は1万5千を超える。

関係者によると、同党の候補者公募から選ばれ、5月31日に同党20区総支部に所属する南区選出の相模原市議、座間市議に紹介された。6月12日の県連常任幹事会を経て、翌13日の立民党本部の常任幹事会で、次期衆議院選20区の公認候補予定者として正式決定される見通し。

関係者によると、「公募者のなかでも、Sランクの高い評価を得ている人材。自民党の甘利氏の対抗馬として大いに期待できる」と高評価を得ているという。

同選挙区を巡っては、自民党前幹事長の甘利明衆院議員が昨年12月、神奈川13区(大和市・海老名市・座間市・綾瀬市)から新20区へ選挙区を変更して出馬を表明している。立民と日本維新の会�が20区への候補者を擁立する方針だが、これまで具体的な候補者は明らかになっていなかった。

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