県は13日、生活支援ロボットの実用化や普及・活用を推進する「さがみロボット産業特区」の取り組みを加速するため、JR東日本が橋本駅近くで運営するイノベーション施設「FUN+TECH LABO(ファンタステックラボ)」(相模原市緑区橋本2)内に「ロボット企業交流拠点」を設置し、利用企業の募集を開始した。【2024年5月20日号掲載】
同施設では、ロボット産業に関わる企業向けの商談・交流イベント、ロボット専門家によるセミナーを開く。ロボット企業だけでなく、部品製造企業、大学などが利用できる交流スペースを活用し、ネットワーク形成や協業など横のつながりを確保できる環境を整備する。
県、相模原市、JR東海の3者で連携して、地域住民向けのロボット体験イベントも開く予定。生活支援ロボットの普及も促したい考えだ。
黒岩祐治知事は同日の定例会見で、特区内の企業や支援機関などから「横のつながりを持つ機会が不足している」との声があったと明かし、「多くのロボット関連企業の登録を待っている」と呼び掛けた。
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