【大和市】綾瀬発の馬肉専門店、大和市・鶴間駅近くに創作ダイニング開業/素材と技術生かした非日常の味


馬肉専門販売店「さくら商店」を運営するアクティブイイダ(綾瀬市)はこのほど、創作ダイニング「馬BOUZU(うまぼうず)」を大和市鶴間1丁目にオープンした。国内や内モンゴル、アルゼンチンからさまざまな部位の馬肉を取り寄せ、「普段の食事ではなかなか味わうことができない馬肉料理を存分に堪能してもらえるように、最高の素材と技術を生かす」という。【2024年5月20日号掲載】

馬肉の創作ダイニング「馬BOUZU」=大和市鶴間1

馬肉の創作ダイニング「馬BOUZU」=大和市鶴間1



店舗は小田急江ノ島線鶴間駅東口から3分。店内は「和モダンを基調としたアットホームな空間」で、小さな子供から高齢者まで、幅広い層が「リラックスして過ごせる雰囲気」とした。

料理は、馬肉、または鶏肉を使用した3種類のコース料理(7150~1万1千円)から選べる。アラカルトメニューでは、「馬刺し盛り合わせ」や「さくら鍋」などの伝統的な郷土料理のほか、「馬ばら肉の赤ワイン煮込み」や「馬肉とアボカドのタルタル」など、女性や若者にも喜ばれる創作料理を用意している。

神奈川県産馬肉を使ったカルパッチョ

神奈川県産馬肉を使ったカルパッチョ



さくら商店は、神奈川県内をはじめ、北海道や会津(福島)、熊本、鹿児島など国内各地の牧場から馬を一頭単位で仕入れ、提携工場で加工処理を行うという企画、製造、卸、小売りを一貫して提供するビジネスモデルを展開する。現在、東京や神奈川を中心に12店舗を運営している。

馬肉は、ほかの肉に比べて低カロリー、低脂肪などである一方、たんぱく質や鉄分が豊富。健康維持に優れた特性を持つ食材として注目されており、「栄養価が高く豊富な栄養素を含む馬肉を届けたい」との思いで、初めて飲食に進出した。

同店の吉安茂樹店長兼料理長は「洋食の経験と技術を生かし、お洒落でありながらもヘルシーな料理を提供したい。馬肉を使った洋食という新しいアプローチで、驚きと楽しさを届けたい。〝馬肉を食べたい〟と思ったときに、気軽に訪れることができるような、身近な場所となることを目指している」とした。

営業時間は午後5時~10時半でラストオーダーは9時45分。火曜日定休。

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。