県県央地域県政センター、相模原と大和で受賞/環境保全や工業保安に功労


県県央地域県政総合センターは11日、県環境保全功労者・工業保安功労者所長表彰の対象者5社・団体、12人を発表し、相模原市で1社5人、大和市で1団体が受賞した。【2024年6月20日号掲載】

「大気・水・土壌環境の保全」「環境整備」「自然保護」「高圧ガス・火薬類の保安」の各分野で顕著な功績をあげ、業績が広く県民の模範となる人や企業・団体を毎年6月の環境月間中に表彰している。

環境保全の「廃棄物等の発生抑制・再使用・再生利用活動推進功労」では、ポンプや流体制御機器などを製造するヤマダコーポレーション相模原工場(相模原市中央区宮下1)が受賞した。多年にわたり、廃棄物の発生抑制、再資源化に尽力するとともに、近年は、廃プラスチックのマテリアルリサイクルにも積極的に取り組んでいる。

同区分の「環境整備功労」では、多年にわたり廃棄物処理事業に携わり、古紙類の再資源化などに貢献してきたという大崎博昭さん(三凌商事=相模原市緑区橋本台1)が受賞。県県央地区廃棄物処理業協議会理事として、不法投棄撲滅キャンペーン、不法投棄通報パトロールなどの活動に積極的に取り組んでいる。

「美化運動功労」では、大和市の「粋生クラブ」が「多年にわたり地域活動の拠点である公園や地区内道路の清掃を定期的に行い、住みよいきれいなまちづくりに尽力している」として受賞した。

「野生鳥獣功労」では、多年にわたり県央地区の鳥獣保護管理員を務め、野生鳥獣の保護管理に貢献してきた黒澤栄一さん(相模原市)が選ばれた。ツキノワグマの目撃情報があった際の現地調査に協力するなど、地域の安全にも貢献した。

工業保安の「高圧ガス保安功労者」には、今井良和さん(相模原市)が「県LPガス協会相模原支部において、販売事業者部会やバラ積み車輌自主点検などの活動に積極的に取り組んでいる」、永井充さん(同)が「同協会津久井支部の役員として、保安啓発活動や支部の運営に積極的に取り組んでいる」、松岡輝樹さん(同)が「県高圧ガス流通保安協会県央支部の役員として、消費事業者保安講習会などの活動に積極的に取り組んでいる」として、それぞれ選ばれた。

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