町田市や相模原市で製パン業を営む「パン以上ケーキ未満」(町田市原町田6)は12日、JR町田駅前の原町田4丁目に、同社の新業態として生ドーナツ専門店「KADOMARU donuts(カドマル・ドーナツ)」を本格開業する。同社が運営するベーカリーで使用する小麦粉と同じ、北海道十勝産「ゆめちから」で作った「ふわふわでありながらもちっとした食感」が特徴。10日から試験販売を兼ねたプレオープンを行っている。【先行記事、詳細は相模経済新聞紙面に掲載】
ドーナツのラインアップは、生地のおいしさをそのまま味わえる「プレーン」や、平飼いの鶏から生まれた卵を使ったカスタードクリームの「カスタード」、小田原の老舗菓子店の小倉あんを使った「小倉」など10種類。価格帯は240~360円(取材時点)。スタッフのおすすめは、洋酒漬けのフルーツを生地に混ぜ込んだ「オリーボーレン」だという。
同店は、同地で30年以上親しまれ、ことし6月に閉店したクレープスタンド「クレープきっズ」の跡地を利用。担当者は「クレープきっズのように『あの角にあるドーナツ屋さんね』と町田駅前の名店のようになりたい」と話す。
12日にはオープン記念で16日までの5日間、1000円以上購入した先着110人(5日間の総計)に特製トートバッグをプレゼントする。