【相模原】下水道工事で不明の作業員と確認/捜査関係者への取材で


相模原市中央区陽光台3丁目付近の同市発注の公共下水道工事現場で9月19日、下水道管内で作業中の作業員2人(30代・40代)が急な降雨により増水した雨水に流される事故が発生。警察関係者への取材で、相模川で発見された男性2人の遺体が行方不明だった作業員のものと確認したことが分かった(9月27日時点)。【2024年10月1日号掲載】

下水道管の耐震化工事中で午後4時半ごろ、地下約10㍍に埋設された下水道管内で7人が作業中に急な豪雨が発生したため、管内の水位が上昇し地上へ避難を行ったが、2人が逃げ遅れて流され行方不明となった。当時、同市では1時間に33㍉の激しい雨を観測していた。

22日午前8時ごろ同市南区磯部の相模川で「人が浮かんでいる」と119番通報があり、厚木市消防などが30~40代とみられる男性2人の遺体を引き上げた。

相模原市消防は工事現場から姥川までの雨水管や姥川を捜索。姥川の先の相模川は厚木、座間、海老名市の各消防も加わり探していた。発見現場は工事現場から約6㌔㍍離れており、身元確認を進めていた相模署は、流された2人の作業員であると身元を確認した。

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。