【相模原】カナコーのグループ会社、コメダ珈琲国内1台のキッチンカーを県内初出店


建築・土木工事や文化財発掘調査などを手掛けるカナコー(相模原市南区麻溝台)のグループ会社で、藤沢市や平塚市など湘南地域や横浜市など県内に10店舗のコメダ珈琲店を展開するアットホームプラスは9月21日、国内に1台しかないコメダ珈琲店のキッチンカーを県内初、相模原ギオンスタジアム(相模原麻溝公園競技場)に出店した。【2024年10月10日号掲載】

県内初出店のコメダ珈琲の販売者=相模原市南区

県内初出店のコメダ珈琲の販売車=相模原市南区



同グループがスポンサーを務めるサッカーJ3・SC相模原の試合開催に合わせ、スタジアム外周のフードパークに出店した。西日本を拠点に展開するコメダ珈琲店(愛知県名古屋市東区)のキッチンカーが東日本に出店するのは珍しいという。

キッチンカーの車体はレンガ模様で、喫茶店の店舗を外から見ているかのような窓のイラスト。おなじみのダルマグラスやブーツグラスのイラストも描かれている。全国に約1000店舗を展開する同店だが、イベントやお祭りなどにも出店し、コメダブランドをPRするため2022年に製造された。

同日に提供されたメニューは、飲み物はコメダブレンド(ホット・アイス)、アイスオーレ、オレンジジュース、ミックスジュース。食べ物はホットドック、名物のカツサンド、デザートにかき氷(レモン、いちご、ブルーハワイ)が用意された。

今回は初出店のため、食べ物は各40食ほどの提供だったが、ほぼ完売。コメダのシンボルでもある「赤いソファー」も設置され、珍しさや見た目のかわいらしさもあり、スマートフォンで撮影する来店客も多く、サポーターたちでにぎわった。

カナコ―グループの大久保貴章社長は「今回は売り上げ目的ではなく、県内初出店にこだわった。『コメダのキッチンカーを初めてみた』という感想も多く、店舗外でもコメダのおもてなしを提供でき、親子連れなど来店客の笑顔が見られたことが嬉しい。今後も地域のイベントなど機会があれば出店したい」と手応えを語った。

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。