県は1日から、バリアフリーの街づくり実現に向けて、歩行困難者や移動に配慮が必要な人が駐車しやすくなるよう、「かながわ障害者等用駐車区画利用証制度」を新たに導入する。障害者や要介護高齢者、妊産婦などを対象に利用証を交付し、障害者等用駐車区画の適正利用を促す。【2024年11月1日号掲載】
車椅子使用者などのために設けられた駐車区画について、予め利用証を交付することで対象者を明確にする仕組み。区画利用の必要性が低い人の不適正な利用を抑制する効果が期待できるほか、外見から障害の有無などが分かりづらい内部障害のある人などが、安心して区画を利用できるようになると期待する。
県、または制度実施市町村(相模原市、厚木市など。10月時点)に申請する。制度内容、申請方法等の詳細は2次元コードから。
利用証は、障害者等用駐車区画に駐車する際、ルームミラーに掛けるなど、車外から見えるように掲示する。