【相模原】 休止中の北メディカルセンター、人手不足で今年度末廃止


相模原市は、現在休止している相模原北メディカルセンター急病診療所(MC)=緑区合同庁舎1階=と調剤薬局について、2024年度末で廃止する。17年の開設当初から、休日と土曜夜間の内科のみの体制で診療を行ってきたが、21年4月からコロナウイルスワクチンの集団接種会場として利用するため休止していた。集団接種が終了した後も医療スタッフの確保が困難であるため、休止を延長している。【2025年3月10日号掲載】
廃止の理由は、24年4月から始まった厚生労働省による「医師の働き方改革」の推進の影響などで医療スタッフの確保が更に困難な状況となったこと、北MCの休止期間中も立地的に中央MC=ウェルネスさがみはら1階=、西MC=緑区中野=で受入れができていることを踏まえ、「市の休日・夜間の急病診療体制の維持・確保をしていくため、総合的に勘案した」とした。

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